スペイン情報

#01 バレンシアの風に吹かれて

スペイン料理といえば、なんだかんだいって最初に思いつくのが「パエーリャ!」ですよね。
そこで、記念すべき第一回目のテーマは「PAELLA」。

パエリア

パエリアの発祥はスペインの南側に位置するバレンシア地方です。


今やスペインを代表する国民的お料理のひとつで、現地ではパエリャ祭りなるものもあるそうですが、
実は元々の起源はアラブ圏だそうです。


 9世紀、当時のイスパニアは群雄割拠時代で、イスラム圏からの侵略をたびたび受け、
今のスペインのバレンシア地方はイスラム圏(アラブ圏)に占領されていた時期があります。


そのような中、1238年にイスラムの王より水稲栽培がこの地にもたらされ、
お米と一緒にその土地で取れる食材を煮込んで作ったのがパエリャの始まりとされています。
当時は使う食材もイスラムの教えに従い、豚肉を入れることはタブーとされていたそうです。
現在でもバレンシアの家庭で作られるパエリアには豚肉ではなく、
鶏肉や豆やカタツムリが使われているのだそう。


料理だけでなく、歴史的建造物、音楽などアラブ文化の影響を
多大に受けたなごりが今も数多く残っています。
特に、メスキータ(イスラム教のモスク)と教会が合体した
アンダルシア地方グラナダのアルハンブラ宮殿は有名ですね。


確かに、他のヨーロッパの国々と比較してもどことなくアラブの神秘的な香りが漂う雰囲気を、
そここで感じることができると思います。


さて、VITAのパエリャは、渡り蟹と色々魚介のパエリャ季節のパエリャ
の2種類をご用意しております。


渡り蟹〜には、魚介の旨味たっぷりのスープが自慢。


季節のパエリャ、夏はイベリコ豚スペアリブと夏野菜のパエリアです。


そしてお鍋にはパエリャ鍋は使用せず、ストウブのフラットなお鍋を使用しております。
このお鍋、ご飯がふっくらと炊けるのです。
シェフがこだわり抜いて「日本人がおいしいと思えるパエリャを!」という思いから使い始めました。


鍋の底にはソカレット(socarrat おこげ)が出来るようにしていますので、
スタッフにお声かけ下さい。
おこげまで丁寧におとりします。


また、ソファー席の壁にはバレンシア出身の友人が描いたパエリャのレシピがあります。
カウンター席の方も、お手洗いに行く際にちらりと見つけてみてくださいね。


今宵はスペインの歴史に思いを馳せながら、VITAのパエリャをいただく、のはいかがですか?
お待ちしております。


パエリアのレシピ